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ゴールドの結婚指輪ってあり?おしゃれなブランドは?

結婚指輪を選ぶとき、ダイヤモンドなどの石につい意識が向きがちですが、金属の種類にこだわって考えてみたことはありますか?
結婚指輪に使われる金属は、ジュエリーの美しさを引き立てるためには必要不可欠な存在です。一般的には、白く輝くプラチナが浸透していますが、近年は華やかな色味を持つゴールドも人気なのはご存知でしたか?
ゴールドを結婚指輪の素材として選ぶカップルも増えてきているのです。ゴールドはプラチナと比べてダサいと思われないか心配…という声もありますが、そのようなことは決してありません。
むしろ、プラチナが一般的に選ばれる定番だからこそ、自分たちだけの特別としてゴールドを選ぶという選び方もありです。
今回は、結婚指輪に用いられるゴールドについて解説していきます。ぜひ一生で大切な結婚指輪選びのポイントとして、参考にしてみてください。
ゴールドの結婚指輪はあり?
一般的にはプラチナの指輪は変色しづらいことからポピュラーとされていますが、それに負けずゴールドを選ぶカップルも増えてきています。
ゴールドは、黄色がかった輝きが日本人の肌色によく馴染むことが最近じわじわと選ばれてきている理由の一つです。ナチュラルで優しい輝きが手元から華やかさを演出してくれます。長年つけていきたい指輪だからこそ、年齢を重ねても華やかで似合うものを身に着けていたいですよね。
他にも、プラチナは落ち着きすぎているが、ゴールドは普段の服装にも合わせやすいという声も。そういった点から結婚指輪のゴールド人気は高まっています。
ゴールドの結婚指輪が人気の理由


どうしてゴールドの結婚指輪の人気が高まってきているのか、まずは様々な色を選ぶことができるところが挙げられます。
ゴールドの指輪は、大まかに分けると「イエローゴールド」、「ホワイトゴールド」、「ピンクゴールド」が代表的です。豊富なカラーバリエーションは、華やかさ・上品さ・愛らしさの重視している要素から選ぶことができ、個性や好みを直接的に表現できてファッション性に富んでいることが定番のプラチナにはない最大の魅力とも言えるでしょう。
この豊富な色は、金に他の物質を混ぜ込み、合金とすることで表現されています。
合金とは、一般的に他の金属に他の物質を混ぜ込んだものを指します。ゴールドにK18と表記されているのを見たことがある方は多いのではないでしょうか。
これはゴールド100%(純金)=K24という指標を元にして、75%のゴールドと25%の他の物質が合わさった合金であるということを意味します。
イエローゴールド
最も想像通りのゴールドらしい輝きを持つ黄色に輝くゴールドです。華やかさと高級感では、群を抜いています。イエローベースの肌の方におすすめのカラーでもありますが、日本人的な色味に最も馴染みやすいカラーでもあることから、性別を選ばないのも魅力的。
一見そんなにゴールドらしく輝くなら、派手になりすぎるのではと心配になってしまいそうですが、イエローゴールドの輝きは優しく、ワンポイントとして彩りを与えてくれるほどに落ち着いているので、安心して身につけることができます。
ホワイトゴールド
ゴールドという名前がつきながらも白銀に輝き、プラチナに近い発色のゴールドです。2022年2月時点では金1gあたりの価値がプラチナよりも高価になった影響で、ホワイトゴールドはプラチナよりも高級です。
ホワイトゴールドに混ぜられるパラジウムや銀といった白い金属の割合が高まるほど、合金の硬度が高まり美しく仕上がって丈夫になるので、長く美しく使うという点でもおすすめできます。
ピンクゴールド
ピンクの発色が強く、女性らしさと愛らしさを兼ね備えたゴールドです。イエローゴールドよりも温かみと優しさが感じられるカラーから肌なじみもよく、普段遣いにも向いていて、若い女性を中心に特に人気のある地金です。
その他のゴールド
イエローゴールドとシルバーゴールドの中間で、両方の良いところを表現しつつも近頃人気が高まってきているシャンパンゴールド、黒っぽくスタイリッシュな印象を与え、男性を中心に人気を集めているブラックゴールドなど、上記3色以外にもバリエーションが豊富です。
ゴールドの結婚指輪を選ぶ際のポイント

ゴールドの結婚指輪を選ぶときのポイントや注意点を解説しますので参考にしてみてください。
金属アレルギーの有無、症状の程度について知っておく
結婚指輪は日常的に身につけるもの。金属製の指輪を身につける以上、パートナー同士でお互いのアレルギーについては知っておくとよいでしょう。
ゴールド自体はアレルギーの出にくい素材ですが、合金に使用される素材がアレルギーの引き金になることがあります。
特にニッケルやパラジウムは比較的アレルギーが出やすいと言われているため、注意が必要です。
自分たちが選ぼうとしている結婚指輪には、どのような金属が含まれているのかを知っておくのも、指輪選びで失敗しないための大切な要素となります。
ちなみに、主にイエローゴールドは銀、ホワイトゴールドはパラジウム、ピンクゴールドは銅が含まれている場合が多いですが、割合や配分によって色味が変化します。
自分の肌の色味に合わせる
普段身につけるものである以上、自分にぴったりのものを選びたいですよね。
あらかじめ自分の肌がイエローベースなのかブルーベースなのかを調べておくと、よく馴染む指輪を選ぶのに役立ちます。
他には、実際に店舗にて試着するなど、自分の目で確認しながら選ぶのも良いです。
近年はオンラインストアで購入まで完結することも多いですが、実店舗での指輪選びは万が一のミスマッチを防ぐのにもおすすめです。
指輪の強度に気をつける
ゴールドの純度が高いものほどやわらかいので、特に大切に扱う必要があります。破損やキズが気になる場合は、硬度の高いものを選ぶと良いです。
しかし、硬度が高すぎても後からの加工がしづらくサイズ直しなどが必要になった際に難しいといったケースも。
特にピンクゴールドは、色合いも可愛らしく人気がありますが、赤みの強い発色のものほど銅の割合が多い傾向があります。銅は耐久性には優れるものの、硬いことから加工が難しいとされています。
後に加工が必要になるかどうかも視野に入れて指輪選びをしましょう。
ゴールドの結婚指輪の人気ブランド
最後にゴールドの結婚指輪の人気ブランドを紹介します。
ティファニー
ティファニーは結婚指輪ではまさに王道の人気ブランド。国内のみならず世界中の多くのカップルたちに愛されています。
海外ブランドでありながら、日本人の好みによく合う繊細ながら可愛らしさのあるデザインが特徴。
その大きなブランド力は、ティファニーであることのみを理由に購入を決定する人もいるほど、絶大な信頼を持ちます。ティファニーの指輪を結婚指輪にするという夢を長年持ち続けている女性は世界中に多くいます。
ティファニーの強みは日本人の感性に合致するデザイン性。美しいものを仕上げることに対しては他の追随を許さないでしょう。
ここまで高品質ながらも、意外なことに価格も手が届きやすく、高級ジュエリーの中でも価格帯に手が届きやすいところにあることも愛される理由の一つでしょう。
カルティエ
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ティファニーに並ぶ知名度を持つブランド。イギリスが発祥で、過去の時代から多くの王族たちにも愛されてきた実績を持ちます。
デザインは可愛らしさよりも高級感が強いのが特徴的で、大人の気品を表現したいときにおすすめです。
カルティエで指輪を購入すると、カルティエの名が刻印された特別な箱に入っています。
また、ジュエリー部分にダイヤモンド以外のカラーストーンをつけたい場合も柔軟に対応してもらえるのもカルティエを選ぶ理由の一つとされています。
俄(NIWAKA)
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1983年に日本で生まれた国産ブランド。ティファニーやカルティエにはない和のテイストを持つのが特徴です。
指輪それぞれに、日本の美しい情景をイメージした名前がつけられているのも俄のブランドイメージの構築に大きく貢献しています。
ジュエリーだけでなく、リングケースもこだわりの桐箱と陶器。ケース・ジュエリー全てに職人の技術が詰まった、まるで芸術品のようなブランドです。
GINZA TANAKA
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GINZA TANAKAは、日本一の地金ブランドである老舗・田中貴金属のブランド。地金を自前で取り扱えるため、業者間のマージンが発生しないことから国内ブランドの中では比較的安価で高品質な結婚指輪を購入することができます。
ゴールドの結婚指輪を選んでみては
定番とされるプラチナの結婚指輪も良いですが、カラーが豊富で自分の好みに合わせやすいゴールドの結婚指輪も人気があります。
豊富な種類のゴールドは、自分らしさや特別な思い出を表現するのにも一役買ってくれること間違いなしです。一生に一度の大切な結婚指輪、後悔のないように選びましょう。